８日に南青山マンダラで行われた、櫻井哲夫氏の5Days初日に行ってきましたので、簡単にレポートを。この日の出演は、
櫻井哲夫(b),増崎孝司(g),勝田一樹(sax),小野塚晃(key),村石雅行(ds)
というDimensionとのセッションでした。曲は櫻井氏のとDimensionのが半々といったところでした。
この組み合わせは一昨年の秋に六ピでもありましたが（dsは神保氏）、それと比べるとDimensionの難しい曲がなくなった分だけ櫻井氏の演奏・MCにも余裕がみられ(^^;、より面白いセッションになったように思います。
＜演奏曲（たぶんこんな感じだったかと）＞
1.The Sunshine (櫻井New Album) 2.Red Zone (Casiopea;Euphony)
3.Dear You (Dimension;8th) 4.Stella (8th)
5.Tones (4th) 6.Moment (11th) 7.Alisa (JIMSAKU;Navel)
8.Beat #5 (2nd) 9.You can do it (櫻井New Album)
Enc.曲名不明 (???)
まずは櫻井氏の曲からスタート。2.はCasiopeaのとは違う雰囲気でなかなか盛り上がった演奏でした。ここで勝田氏のsaxのフェルト(?)が落ちるアクシデントがあり、急遽弟子のを使うことに。それでも音は変わらないんですね。
続いてはDimensionの曲とのMCに、激しくて難しい曲が始まると思いきや、3,4と静か目の曲だったのは拍子抜けでした。その後のMCの様子からすれば、"Break Out"等の難曲も用意したけど出来なかったようです(^^;。
途中のMCでは、増崎氏がいきなり"ASAYAKE"のカッティングを始めて、結局サビ前まで演奏するなどもあり、観客は大受けでした。
5,6でやっとDimensionらしい雰囲気に。5などはソロ部分も多くて面白かったと思います。なかでも小野塚氏のaco.pが良かったですね。普段のDimensionのライブでのsynthでのとは違い、より表情豊かな演奏だったかと。
櫻井氏のしっとりとした7.をはさみ（この前にもう１曲あった気もしますが）、再度Dimensionの8.へ。原曲と比べるとテンポが遅い感じで、多少キメがずれてた感じもありましたが、演奏はまあよかったかなと。最後は各人のソロもふんだんに入れた9.で大いに盛り上がってました。
アンコールは櫻井氏が頼んだという難曲。"21st Centuryf..."とか言ってたのですが、King Crimson（でしたか）のですかね。かなりプログレな(?)展開の曲でした。ノレはしませんでしたが(^^;、後半のブレイクの部分など、緊張感あふれる演奏が聞きごたえがありました。
という感じで、一昨年と比べれば格段に面白いライブでした。櫻井氏の演奏がひどくなかった:-pというだけでなく、Dimensionのメンバーもテンション高かったですし、村石氏のdsも曲に結構合ってたような。
あとはやはりDimensionはライブハウスの方が演奏・MCとも彼らの持ち味が出るなあというのを実感しました。以前ホールでみたときは全然面白くなく半分飽きてたのですが、今回聴いてまた見直しました(^^;。