12月13日：元祖Cruising　＠六本木・バレンタイン

  12/13に六本木バレンタインで行われた「元祖クルージング」です。
  メンバーは
	土岐英史(sax) 大石学(key)
	高橋ゲタ夫(b) マーティー・ブレイシー(ds)
の４人です。話によると、４年近く前土岐さんがクルージングとい
うバンド(orセッション？)をはじめたころのメンバーだとか。
  曲もその当時の曲やTOKI.CLUB名義のアルバム「Tweener」からの
曲がほとんどで、最近のクルージングで演奏する曲はほとんどなかっ
たです。

  で、感想ですが、いい意味でラフな演奏になっていて、セッショ
ンらしさが出ていたというか、そういう感じがしました。これに比
べるとアルバムや現在のバンドは、かなり一体感が強くなっている
なと思いました。
  ゲタ夫さんはなかなかAgressiveなベースラインを聴かせてくれ
ましたし、随所にボーカルを入れてはお客を笑わせていました。さ
すが芸人(^^)という感じですね。マーティー・ブレイシーは現在の
ドラム(沼澤氏や則竹氏)と比べるとプレイはシンプルでしたが、そ
の分ノリはよく新鮮で面白かったです。
  この２人にのせられてか、土岐・大石両氏のソロもなかなか熱かっ
たですね。普段のクルージングではどちらかというとバックに主に
弾かせる土岐さんですが、今回は自分のソロもかなり熱かったかと。

  通常形式のクルージングはバンドとしての一体感に基づく各自の
熱いソロがますます良くなってきたように思いますし、こちらのセッ
ション形式のは逆にラフな感じが面白いと思います。
  この２つを並行して続けてくれるとありがたいです。