12月05日：土岐英史Cruising　＠六本木・ピットイン

  メンバーは前回(10/17)と同じで、ドラムも則竹さんのままでし
た。演奏曲も前回と同じ(ただし順番は変更)。
  演奏は相変わらず良かったです。前回よりもソロがさらに長く熱
くなっていたようにも思いました。ソロのバックで他のメンバーが
いろんなことを仕掛けるものですから、ソロの途中で4beatになっ
たりBluesっぽくなったりと、実に多彩で自由な展開をするところ
が非常に面白かったです。
  今回聴いていて気付いたのは、やはり大石氏(key)が重要なポイ
ントになっている点です。他の人のソロ部分でバッキングのパター
ンを変えたり、いきなりシンセのブラス音を弾くなどしてメンバー
に刺激を与え、これにベースとドラムがのってきて展開が変わると
いうシーンが多く見られました。仕掛ける大石氏もすごいですが、
これにのっていく他のメンバーもすごいと思いました。
  今回は土岐さんのソロもちょっと少なかったようですが(当日関
西遠征から帰ってきたということで、MCも少なめでした)、その分
バックの演奏を十分に楽しむことができました。

  次回はいつかは未定ですが、ぜひ一度ライブで聴いてほしいバン
ドだと思います。これだけのメンバーであれだけの演奏を見せてい
るのに、今回もお客はそんなに多くなかったです。まあちょうど席
が埋まるくらいだから、適度な感じではあるのですが。
  とにかく、もっと多くの方々に聴いてもらいたいものです。