10月17日：土岐英史Cruising　＠六本木・ピットイン

  昨日、東京・六本木PITINNで土岐英史&CRUISINGのライブを観ま
したので簡単にレポートします。

  まず、演奏メンバーは次の通り。
      土岐英史(sax) 大石学(key) 西山史生、松川純一郎(g)
      松原正樹(b) 則竹裕之(ds)

  店内ですが、丸テーブルが並ぶゆとりある配置で、全部で100名
弱のお客が入っていたでしょうか。こんなにすごいメンバーが演奏
するのにこれだけのお客というのはもったいない気もしました(^^;。
  客席後方には青木智仁さんやT-Squareの須藤さんなど、何人かの
ミュージシャンがみてました。昨日はT-Sの本田さんも来て飛び入
りしたとか。

  細かい曲順は覚えていませんが、確かこんなふうだったかと。
	＜１部＞
	Cinema Paradisso
	B.B.
	Blueberry Street (not in album)
	Missing What?
	Don Special
	＜２部＞
	After the Rain
	Sleep with Me Tonight (in album "Tweener") 
	The Diver of Love
	It's Rainin' on My Mind
	Freeway of Love
	If Only for One Night
	＜アンコール＞
	Midnight Cruising -Funk'93-
  CD発売記念ということもあり、CDからの曲(記載なしのもの)がほ
とんどでした。

  演奏は、すごく良かったです。2Daysの２日目ということもあっ
て演奏にも慣れたのか、１部から飛ばしまくっていました。ノリの
よい曲が多くてただでさえ盛り上がるのに、ソロも長く熱かったの
で、聴いている方が疲れてしまうほどでした。特に１部最後の曲で
の則竹さんのソロはすごかったです。T-Squareで叩いている時より
面白いと思いました(^^;。
  ２部は多少静かめの曲が多く演奏されましたが、やはりソロ部分
では各メンバーの素晴らしい演奏が観られ、それにあおられてバン
ド全体の演奏が熱く激しくなっていくのが面白かったです。
  そして最後には、とっておいたというアルバム１曲目のファンキー
な曲をアンコールでやって終了。終わった時には満足感とともに脱
力感を感じてしまいました。

  正直言って実際聴くまでは則竹さんのドラムはあわないのではと
思っていましたが、聴いてみるとなかなか良いものです。特にテン
ポのはやい曲でのプレイが光ってましたね。他の人のソロのバック
でも激しい演奏をしてあおってましたし。
  ただし、スローで静かな曲やCRUISINGのテーマソングとも言える
「Freeway of Love」などでは、やはり前任の沼澤さんの方がよい
かと思いました。まあ、しばらくライブをやっているうちに良くなっ
てくるとは思いますが。
  その他のメンバーは相変わらずよい演奏でした。いつも以上に気
合いの入った素晴らしい演奏だったと思います。十分に満足できる
プレイでした。