06月03日：Lee Ritenoir & Larry Carlton　＠渋谷・オーチャードホール

  先週の土曜日、東京渋谷・オーチャードホールでの「Larry
Carlton & Lee Ritenoir」のライブに行って来ました。

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  2000強のお客が入るホールですがほぼ満員。客層としては30代く
らいの方が多いでしょうか。昔Fusionの全盛期に聴いていたであろ
うという感じの人が多いです。

  ステージは７時過ぎにスタート。まずはAlbum「Larry &Lee」か
らの曲が演奏されます。演奏中は比較的静かな観客ですが、拍手は
すごいです。LarryもLeeも笑顔で観客に答えます。
  Albumからの曲では、Leeが中心となってバンドを引っ張るように
見えました。メインのメロディもLeeがとる場合が多いようです。
しかしLarryがソロをとると一気に”Larryの世界”へ雰囲気が変わ
り、盛り上がります。さすがという感じです。

  ３・４曲Albumからの演奏が続いた後で、Leeが一旦ステージを離
れ、Larryだけの演奏となります。１曲目をBluesで渋く決めた後は、
Acoustic Guiterに持ちかえてPopな曲の演奏でした。
  続いて今度はLeeのステージ。こちらはまずはJazzyな心地よいグ
ルーブを楽しませてくれます。そしてEle-Aco Guiterに持ちかえて
のSolo Performanceと、Dr,BとのTrioでの曲を見せてくれました。

  再びLarryが戻って来て、Albumからの曲の演奏になります。この
あたりから演奏も熱くなり、客席もどんどん盛り上がっていきます。
２人のソロの時間も長くなり、またKey,Dr,Bのソロもあって、実に
ノリの良い演奏となります。

  そしてステージ最後はそれぞれのソロ曲を全体でやるという趣向。
まずがLeeの"Wesbound"からの曲で、ソロ合戦で大いに盛り上がり
ます。続いてLarryの"Room 335"が流れてきた時には、お客の拍手
喝采の渦という感じで会場は熱狂します。
  盛り上がりが最高潮に達したところで、ステージは終了。

  熱の冷めない観客の熱い拍手を受けて、メンバーがステージに戻
り、Albumからの曲をアンコールで演奏します。これもリラックス
しつつも熱い演奏を聴かせてくれたという感じです。
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  ということで、やった(であろう)曲を書いておきます。

	
	Crosstown Kids
	Low Steppin'
	L.A. Underground
	Closed Door Jam
	After the Rain
	Remembering J.P.
	Take That

	
	曲名不明のBlues
	Smiles and Smiles to Go(Alone/But Never Alone)

	
	Wesbound(Wesbound)
	Etude(Color Rit)

	
	4 On 6(Wesbound)
	Room 335(夜の彷徨)
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  久しぶりに十分満足できるライブを堪能させてもらいました。実
はアルバムを聴いた時にはそれほど良いとは思わなかったのですが、
ライブは実に良かったと思います。ライブ後にCDを聴きなおすと、
印象がかなり変わりました。
  ただ一つ難を言えば、ライブハウスだったらもっと盛り上がって
聴けただろうな、ということでしょうか。そういう意味では大阪・
福岡・沖縄の方々がうらやましいです。