01月29日：佐藤竹善・土岐英史・大石学 Trio　＠渋谷・シアターコクーン

  １／２９の佐藤竹善・大石学・土岐英史のトリオ・ライブを簡単
にレポートします。

  1.Mournin'
      〜JazzのStandard、久しぶりに竹善さんの「ホーンの口真似」
        が聴けました。ということで歌はなし。
  2.Desperado
      〜CDと同じ世界を、見事につくりあげてくれました。
  3.I Will
      〜Beatles(だったか)の曲。落ち着いた演奏でした。
  4.Tears In Heaven
      〜この辺はほとんど大石さんとのDuoで、決めで土岐さんが
        一吹き、という感じ。でも土岐さんの存在感はすごい。
  5.In Shibuya(仮題)
      〜大石さんPiano Solo。前日の夜つくったそうで、竹善さん
        がこのような仮題をつけてました(^^;)。
  6.After the Rain
      〜これも大石さんのソロ。
  7.My Foolish Heart
      〜JazzのStandard(かな)。土岐・大石のDuo。実に渋いです。
  8.Between the Sheets
      〜元は知りませんが、Jazz系のAlbumでよく聴く曲です。３
        人のからみあいにぞくぞくきました。
  9.Imagine
      〜Singleに入っていたMCまで再現してくれました(^^)。
 10.きっと何時の日か
      〜唯一のSLTの、そして日本語の曲。もともとシンプルな曲
        ですが、さらに磨きがかかったという感じでした。
 11.Honesty
      〜曲が始まるまでのInprovisationが凄かったです。大石さ
        んのJazzyなPianoに、竹善さんのAl Jarrowのような声が
        からんで、実に素晴らしいでした。
 12.You've Got A Friend
      〜これもInprovisationの応酬から始まりました。曲のあと
        では、竹善さんが客席に歌わせたり、３人で遊んだりとい
        うPerformanceも見せてくれました。
 13.Love
      〜最後は静かに落ち着いた曲で、聴かせてくれました。

 -encore-
  1. Stardust
      〜竹善さんが一人で出て来てステージの一番前に立ち、アカ
        ペラで歌い出した時には感動しましたね。
  2. Moonriver
      〜最後は渋めのJazz Standard。実に気持ちの良い演奏です。


  という、１時間３０分程の実に充実したライブでした。

  MCですが、次のような話があったかと。
    ・阪神大震災の話。急拠延期が決まったと知らずに神戸からは
      るばる歩いて来たファンもいたとか…。延期にも関わらず一
      枚のキャンセルも出ていないと言っていました。
    ・大石さんのCDの話から始まった竹善さんとのやりとり。
        竹「最近参加したCDが何枚か出ているんですって？」
        大「でもこっちのは真剣に聴かなくていいです。こいつ
            (＝竹善)のと同じように(笑)」
        竹「この人ひどいんですよ、SLTの渡しても自分のソロ部
            分だけしか聴かない。家に遊びに行くとTogetherness
            のCDのうえにコーヒーカップが置かれてる(笑)」
        大「子供達はCDを飛ばして遊んでて。でジャケット見てこ
            の人だれと聞くから、青森の田舎者って答える(笑)」
    ・竹善さんのラジオで「大石さんの参加した土岐さんの曲です」
      といってかけた曲が大石さんが参加してないやつで、スタジ
      オに大石さんから指摘の電話が来てあわててかけ直したとか。

  まあ、まじめな話も最後にありましたが、全体としてはとてもリ
ラックスしたMCでした。