10月02日：スーパーセッション in 中野　＠中野・サンプラザ

　中野の地元の人達が運営している、手作りっぽい感じのライブです。
　１部ではFusion界の有名なミュージシャンが多数参加したセッション、２部はＳＬＴ
の佐藤竹善を中心としたメンバーでのセッションでした。
　とりあえず特に気に入った２部の様子を中心に感想を。

　２部のメンバーは、
　　佐藤竹善(Vo)、沼澤尚(Dr)、松原秀樹(B)、斉藤ノブ(Per)、
　　大石学(Key)、福原将宣(G)、浅野祥之(G)、小池修(Sax)、
　　小林正弘(Tp)、本田雅人(Sax)
　という、ＳＬＴライブメンバー＋豪華メンバーでした。

　曲目は、よくききとれなかったのですが、こんな感じだったかと。
　　　1.Jojo (Boz Scaggs)
　　　2.Peg (Steely Dan)
　　　3.What I Can Do For Love (Bobby Caldwell) 
　　　4.Do I Do (Stevie Wonder)
　で、最後に１部・２部あわせての全員そろってのアンコールが、
　　　Don't You Worry About the ?? (Stevie Wonder)

　残念ながら私は全くタイトルが聞き取れませんでした。知っている曲も少なかっ
たし…。でも唯一知っていた「Peg」が流れてきたときには感動しましたね。とても
好きな曲ですし、Steely Danで来るとは予想もしなかったもので。

　ちなみに、竹善さんは出ていませんでしたが、これらの曲の前にインスト曲を演
奏したのですが、ここでの大石さんと難波弘之さん（ゲスト参加）のキーボードソ
ロバトルがすごかったです。Rhodesのシンプルな音色ながらも熱いソロを聴かす大
石さんと、オルガンでがんがん弾きまくる難波さん、といった感じでとても気持ち
良かったです。

　しかし、竹善さんはツアー以上に盛り上がっていたようですね。いきなり曲紹介
で「次は津軽海峡冬景色…」とぼけをかましてそのままのせられて歌いだすし（こ
れがすごくうまかった！）、最後のアンコールでも同じノリで「みちのくひとり
旅」は歌いそうになるし、そのままのノリで演歌調の曲紹介はやるし…。
　普段観ることの出来ない竹善さんの姿（これが本性かも(^^)）を楽しむことが出
来ました。

　といった面白い様子はさておき、演奏は実に熱く素晴らしいものでしたよ。竹善
さんとサックスの本田さん（T-Squareの人です）とのからみや、沼澤さんのファン
キーなドラミング、生のホーンセクションの音の厚みなど、聴きどころがもりだく
さんのライブでした。
　今後も竹善さんにはこういう企画にどんどん参加してほしいものです。