disk
2000年
Inner Wind: Three's co.
Blue: the Indigo
Mr. Noone Special: Cymbals
　このアルバム良いです。見事なまでにポップ。Flipper's Guiter(の1,2枚目)とか初期のL-R(ちょっと違うけど)あたりが好きな方にはお勧めかと。
do swing: Kiroron
泣いてる人: 平岩英子
buss 22: Rough Laugh
月と細胞: 松崎ナオ
存在の証明: 角松敏生
One Blood: 玲葉奈
個人主義: 小田和正
Lost & Found: Lost & Found performed by Miho Morikawa
いつか、桜の雨に: 松たか子
　もともと２枚目のアルバムに佐藤竹善氏が参加してたので聴き始めたのですが、この３枚目が結構よい出来で耳に残ってしまいまして。特に最後の２曲。独特の世界が構築されてきている感じがします。
Skydriver: 堂島孝平
　ベスト盤ですが、いいですね。打ち込み全盛のこの時代に、生の演奏を活かした音づくり。演奏者が集まって出てくる音を活かした感じがします。詞もどこか小沢健二的で結構好きかも。
That's Entertainment: Cymbals
replay on: 葛谷葉子
3 Views Producers: 3 Views
Next Door - birth of the "Swift Jazz": 赤松敏弘
　vib奏者のアルバムで、前半2曲はNEXT DOORというバンド、その後はDuoとかSoloが中心。バンドのはFusionしてて面白かったのですが、後半になると静かめで気持ちよくなり、思わず聴きながら眠ってしまいました。
Gone: Smooth Ace
Alive and Kickin': 佐藤竹善　★
Home Girl Journey: 矢野顕子
Pivot: 篠田元一
　これ良いです。気に入りました。ハードな曲もあるし、聴きやすいポップなものもあるし、楽しめます。演奏も（確か）矢堀氏(g)木村万作氏(ds)など参加で面白く、聴いてて気持ちよいです。
眠らない鼓動: Voice
　SLTの千章氏がプロデュース。バックトラックは打ち込みで、全体としてsynthの音は古め、結構細かい音色を多用して音を厚くしてます。肝心の歌の方ですが、バックの音数が多い分、あまり目立っていないような気がします。コーラスの感じとかは、なんとなくSLTっぽい部分もあって面白いですね。
Lovibe: The Boom
2 souls: 花＊花
14th Dimension "Hearts": Dimension
　いきなり１曲目からバラードだし、いわゆるキメキメの曲は減ってます。でもなぜだか(?)結構気に入ってます。ここしばらくのアルバムの中では、第一印象は一番良いです。生リズム体の曲もよいし、打ち込み系もそれはそれで面白いです。
まちわびまちさび: クラムボン
4 Flusher: スガシカオ
Contemporary Mood: Philippe Saisse
The Delta-Wing: Delta-Wing
play it cool Vol.1: jazoulster
Live Beautiful Songs: Various Artists　★
Friendship: T-Square
　印象は比較的良いです。曲調はまさにT-Sだし、夏向きな感じの気持ちよいアルバムに仕上がっているとは思います。ただ、どうしても「LA録音の伊東たけしのソロアルバム produced by 安藤まさひろ」という印象が。良くも悪くも一つの方向性できれいにまとまっていて、その分ちょっとSmooth過ぎる印象も。
Himiko Kikuchi Big Band Live: 菊池ひみこ Big Band
Real Fusion: 本田雅人
Shinin' Day: 葛谷葉子
君は僕のもの・090: クラムボン
MG4: Mondo Grosso
11 songs: 花＊花
　女性２人組で、二人とも歌ってピアノを弾くというグループ。全体的な雰囲気はキロロに通じる感じではありますが、こちらの方がよりソウルフルな印象です。これはインディーズ時代のアルバムですが、なかなかよいです。ところどころ音外したりしてますが。
Source II: Source
Experience: 青木智仁
Atmosphere: 西脇辰也
　FunkとかR&BテイストのFusionというところでしょうか。いい感じのグルーブに乗ったhcaの響きがかっこよいです。曲調も、熱い演奏のファンキーなものから、スローなバラード、グルーブが心地よい曲、クラブテイストの曲など、バラエティに富んでいて面白いです。
KIck Up: エリック宮城
Juvenileのテーマ〜瞳の中のRainbow〜: 山下達郎
ザクロ: MIO
Bossa Nossa: Bebe
　Club風Bossa Novaという感じでしょうか。Jazztronikというユニットの人が手がけるサウンドは非常にかっこよいのですが、voの甘ったるい声がどうも私には合わない気がします。おかげで詞もなんとなく入ってこない。サウンドはいいんだけど…。
La Rumba: 熱帯JAZZ楽団
Live Memories in 20 Years: 櫻井哲夫
Twilight - the ""LIVE"" best of Akiko Yano: 矢野顕子　★
　96年から99年までの４年分のツアーの音源の中から良い演奏を選んだライブベスト盤。もう見事の一言です。曲は歌入りのPopsなのですが、演奏は十二分にFusionしてます。ソロになるとほとんどJazzという感じで、３人のInterplayが素晴らしいです。矢野さんのp soloも見事ですが、力強くシャープなdsと、見事なラインを弾くbも絶妙です。
Bitter Sweet: Casiopea
　メロディとか音色とか、いかにもカシオペアっぽいなあという印象でした。無理に今までと違うことをやろうとせず、これまでやってきたことを自然にそのままやってる感じでしょうか。とはいえ、昔の路線に戻ったということは、逆に言えば新しさがないというか、意外性に欠けるという面も感じてしまいます。
サイドシート: 葛谷葉子
　比較的しっとりめだったこれまでとは違い、今回のシングルはHornsも入れたアップテンポの曲に。こういう感じの曲も結構合います。ただ、多少バックの音が分厚くて歌声の印象が薄い気もしないでもないですが。
Life: Mondo Grosso
T-Square: T-Square
　今作から正式加入の松本圭司氏(key)の色が強く出ているアルバムになってます。全12曲中5曲が彼の作曲で、アレンジ面でもSEや打ち込みがが多数使われるなど、これまでのT-Sとは一風変わった感触に仕上がってます。また新しいT-Sの面白さが出つつある感じで、私としては結構良いのではと思っています。
Ride on Tide: 高野寛
パーフェクトサークル: 鈴木朋
Illusion: 本田雅人
　Ponta BoxをバックにしたAcoustic Jazzのアルバム。以前作った曲をJazzテイストにアレンジしたものも多く、意外性もあってなかなか楽しめます。この人は、本当に幅広い音楽性を持っているんですね。今後も期待です。
The Gentle Sex: 角松敏生
　女性voに提供した曲のセルフカバーアルバム。カバーとはいえ、完全に角松氏の世界になってます。ただ、元曲とバックトラックがあまり変わってない曲もあり、少々残念。
Planet Guiterman: 是方博邦
　Fusion Guiteristの久しぶりのソロアルバム。ギターの音は相変わらずなのですが、バックのリズム隊(T-Squareの２人)が秀逸。この２人、特にdsを聞くだけでも十分価値があるのではと。
風の故郷へ - For The Last Time: 藤田千章
　SLTの藤田千章氏の初(?)ソロ。ゲームミュージックのようです。１曲目はケルトミュージック的なサウンドで、ac.gの軽快なリズムとバイオリンの音色、そして女性voの澄んだ歌声とコーラスが印象的。２曲目はSLT的で、Humanityの頃のような曲をDiscovery的なサウンドにした印象。３曲目はインストで、ゆるやかなグルーブにメロディを奏でる古い感じのシンセの音色が千章氏らしいです。全体としては、もっと思い切ってやってもよかった気もしないでもありませんが。
Celebrating the Music of Weather Report: Various Artists
　名前の通りWeatherの曲を今のMusicianが手がけたもの。ものすごく豪華な人達が多数参加してます。私は原曲（つまりWeatherのもの）をそれほど知らないので何とも言えませんが、全体として音が軽い気がしてしまいました。Weatherってもっと重い感じじゃなかったかなと。打ち込みなども使ってるせいもあるのでしょうが、今風のSmoothすぎる仕上がりで、少々残念な気も。
18: ３×３
　ピアノトリオの２作目。前作同様という感じで、シャープな音。でも個人的にはあまり印象に残ってません。なぜだろうか。
On: 中嶋瑠美
　女性voの1st。多少抑え目ですけどしっかりとした歌声。詞も自然な感じだし、無理にメロディにのせてないところがいいですね。サウンドもR&BやSoulの要素をうまく活かしたPopsという感じで、いい作りです。いわゆる最近の女性R&Bものとは一線を画してますね。こちらは完全にPopsというか。打ち込みのdsが多いのがちょっと耳につきますが、Hornsの使い方も見事だし、なかなかです。
The Remix of Sing Like Talking: Sing Like Talking
　これは面白いです。原曲の雰囲気と全く違うサウンドが多く、全然違った世界が楽しめます。初めはちょっととまどいましたが、これはこれで面白いアルバムです。特に明るいポップスになってしまった「心の扉」などは秀逸。ただ元のSLTとは全く別物として楽しんだほうがよいでしょう。
20th: Casiopea
　20周年記念のライブ盤ですが、私はどうも気に入りません。昔のかちっとした演奏が少々粗くなり、かつ自由度は少ないままなので、なんかしっくりときません。さらに客席からの奇声がたくさん入っていて、興ざめという感じです。
Bye Bye Television: 高野寛
　久々の新曲。音としてはシンプルですが、相変わらずのいい感じです。メロディと詞がすっと響いてくる感じ。c/wで入っているライブ版も、特に「Planetarium Rain」が素晴らしい。泣けます。
Two Against Nature: Steely Dan
　十何年(だったか)ぶりのアルバム。細かい音作りは変わっていませんが、以前に比べて全体として多少明るい印象があるように感じました。前のが夜向けだったとしたら、今回は昼間のドライブにも使えそうな。これは！とぐっと来る曲はなかったですが、気持ち良く聴けるいいアルバムです。
Close in Time: 住友紀人
　伊東たけし等のアルバムを手がけたりしているsax,ewi奏者の1stアルバム。この人のプロデュースするものは好きなのですが、今作もいろいろなアイデアが盛り込まれてて面白いです。今風の打ち込み・サンプリングなどと、生演奏の良さとをうまく合わせてますね。結構ハードな音で聞きごたえもありますし。
Unknown Mood: 西山 はんこ屋=史生
　Cruisingなどでも活躍するGの1st。普段の活動をみると、R&B,Blues系の人という印象がありますが、このアルバムではそのような面（実に素晴らしい！）のほかに、アコースティックで落ち着いた雰囲気の演奏も印象に残ります。どのタイプの曲にしても、ギターが歌ってますね。
Break of Dawn: Do As Infinity
　渋谷の駅前でやってた路上ライブをきっかけに知ったバンドですが、とにかくvoの声が圧倒的でした。曲もポップで聴きやすいです。ただ、アルバムだといろいろと音を使いすぎて、メロディと声が多少後ろにさがってしまっているような。路上でのアコースティックな演奏の元での方が、曲が活きてた気もするのですが。
13th Dimension "Live Millennium": Dimension
　最近のアルバムはあまり面白いとは思えなかったのですが、このライブ盤は結構よいですね。曲もたっぷりで古い曲も新しい曲も混ざってますし、演奏も熱いしソロなども多いですから、かなり楽しめるのではと。ここしばらくの彼らのアルバムの中ではベストのものでしょう。
rad.2000: Soul Bossa Trio
　DJ系の人達が集まったユニットで、様々なジャンルの音楽のテイストを混ぜて、気持ち良くノレる音楽をやってます。大枠で言えばAcid JazzとかClub Jazzといったサウンドでしょうか。宣伝文句で「21世紀のフュージョン・サウンドを披露！」と言っているように、Fusionとして聴いても十分に楽しめます。
...as promised: Alex Bugnon
Humarhythm I: 松原正樹
　ベテランgの新作。かなり良いです。聴きやすくて気持ち良いんだけど、単なるSmoothではないというか。バックのリズム体の出してる味がいいんですよね。あれは打ち込みでは出ない。シンプルだけど絶妙な味のあるアルバムです。
Paprika Soul: Paprika Soul
　試聴してよいなと思い即買ったもの。SoulやJazzなどを混ぜたようなサウンドで、簡単に言えばAcid Jazzの現在形みたいなところでしょうか。最初は面白いと思って聴いてましたが、慣れてくるに連れ飽きも感じてしまいました。良くも悪くも"そういう感じ"の音ですね。
Flash: Marcos Suzano
　スザーノの鳴らす多彩なリズムに、bとkeyが音の厚みを加えて、その上でtpを中心としたHornがメロディを取るという感じです。サンプラーやエフェクターもかなり使ってて、Drum'n BassやTechnoに近い感触もありますが、perはいずれもスザーノ自身が演奏したものなので、ノリは良いですね。一聴した感じではなんか地味だなあという印象でしたが、聴いているうちにじわじわと来るものがあります。
リアリティ: Smooth Ace　★
　混成Chorusグループの2ndマキシ。今作はアップテンポで、クラブ系のビート。しっとりと声の重なりを聞かせる前作とは全然違う世界ですが、これはこれで面白いです。そんなタイトル曲もよいですが、ミディアムテンポで聴かせるc/wのカバー曲「指切り」(松本隆/大滝詠一)のChorus Workが実に見事。
Undertone: Sayoko
２×８: TKB
　JazzとFusionの中間という感じの日本のバンド。ハードなものからしっとりしたスローまで、バラエティに富んだ曲が聴けるのは面白いのですが、その分印象が散漫に感じられる面もあって、どこがこのバンドの"売り"なのかが今一つ分からないよ うにも思います。
Fly to You 2000: 佐藤博
シカゴ・246: クラムボン
Mission of the Moon: bleur
mushroom: 櫛引彩香　★
　女性voの1st。シングル試聴したときは地味だなあ…と思っていたのですが、アルバム買って聴いてるうちにじわじわと来ました。アレンジャーが多数参加していて曲の雰囲気はそれぞれ違うのですが、どれも良い曲だと思います。曲自体は至ってシンプルだけどしっかりとしていて、それを様々なアレンジで彩ってる感じでしょうか。歌声もメロディも歌詞も、奇をてらうことなく、変に力が入ってなくて、自然な感じなのが良いです。
volume one: paris match
daylight: SAKURA
Spice of Life: Cruising featuring TOKI
Mosquito Road: Pentagon
Intelligent Jazz #1: Kay Nakayama and Akira Jimbo
さらば: Port of Notes
渦: Suger Soul
呼び声: 空気公団
Riding with the King: B.B.King & Eric Clapton
Lilac: Port of Notes
el sonido con el viento: 関恭史
From Belo to Seoul: Jack Lee & Toninho Horta
Infinite Circle: Infinite Circle
　結構ポップで聴きやすいFusionで、心地よく流れるリズムの上でシンプルで気持ち良いメロディが奏でられるという感じ。メロディを中心にアレンジで曲を聴かせる、実にバンドらしいバンドです。ただアルバムは、ライブの熱さがあまり感じられない分、聴きやすさの部分が前面に出てしまっていて、聴きごたえとしては今一つです。
その瞬間: Smooth Ace
サクラ: Smooth Ace　★
yes, please!: Fourplay
Neutral: airbus
Song of the Wind: Corbett Wall
Speak Loud: Spanova
a Love Affair - the Music of Ivan Lins: Various Artists
being your slave: 今出宏&Kooloon
souvenir: 竹内まりや　★
Pryme Tyme: Pryme Tyme
　プログレフュージョンというわりには、ロック的な音だった気が。vlnが入ってるところは変わってますけど、もう少しプログレになってもよいように思います。
Home Girl Journey: 矢野顕子
Drive: KANKAWA
　確かにスムースジャズではありますが、素直なスムースではなくて、どこかひねりがあるという印象を受けました。聞きやすいけどひっかかりもある（良くも悪くも）というのが第一印象です。でもバックの演奏はさすがですね。特にリズムは気持ちよいです。
帰ってきたウルトラマンジャズ: 布川俊樹プロジェクト
　あの企画の第二弾ですが、前作よりもFusionしてる感じで、私的にはうれしいです。最初2曲の"Future Jazz Version"がテクノっぽさも入ってて気に入ってます。あとは挿入曲系が新鮮で面白いですね。あああの曲か…という懐かしさと、あれがこんな風に…という驚きが頭の中で交錯(?)して。
Mindtravel: bird
　シングル曲はキャッチーですが、その他は結構クラブテイストが強くて、ジャズっぽかった前作とは大きな違いです。それこそ打ち込み系のばりばりのクラブビートの曲が多いですね。生の音は少ないような。これはこれで楽しめますけど。
One Day: Sing Like Talking
L.O.L.: 坂本龍一
Nudy Camera: 平岩英子
3: Kirinji
A.P.J. - Acoustic Progressive Jazz: A.P.J.
　水野正敏(b)山木秀夫(ds)難波弘之(p)のアコースティックなトリオが、プログレっぽい曲をやるというコンセプトですが、激しいのかと思いきや、これが思った以上に美しい音になってます。特に難波氏のpが素晴らしい。さらっとも聞き流せるけど、じっくりと聞けば技が細かいし、また一つ一つの音のきれいさに耳が奪われる、という印象でした。
Transition: Dave Weckl Band
Diary of The Headphonist: Spanova
i: i
Speed King: Speed King
Alians are... : Club Out Jazz
　Club系Funk Fusionという感じのユニット。しかし、どうも熱さが感じられません。比較的クラブ的なアプローチが強くて、生演奏の面白さが今一つ（生音にも結構エフェクトをかけてる感じ）というのもあるのですが、どうも中途半端な印象も受けてしまいます。クラブ的にするならもっと突き抜けたほうがいいし、逆にファンクにするなら思い切ってそっちに走ったほうがよいかなと。
The Ananda Shankar Experience and State of Bengal : Walking On
　インドのSitarのプレイヤーでして、インド的なサウンドやメロディを取り入れたClub Jazz/Jazz Rockという感じで、なんか訳分からないけどすごい、という印象でした。打ち込みリズムも使ってるのですが、特にLive音源のバンド演奏がパワフルでよかったです。
Dragon Ash: Vica La Revolution
　ヒットシングルに魅かれて買いました。シングル曲は楽しめるのですが、その他は結構濃いめのHip Hopという感じで、私にはちょっと…という感じもしました。かなり売れたアルバムですけど、世の中の多くの人はどう受け取っているのでしょうか。
Junky Funk: Jack-in-the-Box
　「Contemporary Progressive Jazz」と名乗るバンドの1st。Jazzをベースにしつつ、変拍子というProgre風要素と、細かいキメというFusion的要素とを取り込んだ、という感じです。変拍子やキメ・複雑なユニゾンなどを多用する曲と、タイトなリズムの上でソロが展開されるもの、そしてacousticな音色を活かしたスローナンバー、などいろんな曲が入っていて、なかなか楽しめます。
Micro Stone: Beat are Ready
　bとdsとからなるユニットで、他のパートは打ち込みかサポートを迎えてやっているようです。音的には「PopなFusion」、分かりやすいメロディとシャープなリズムが特徴、といったところです。技術的にはなかなかですけど、その分曲の核となる部分の弱さが気になってしまいます。アイデアとかメロディをもう少し深めてくれれば、もっと面白くなるんじゃないかなあという気がします。
East Bounce: Mistral
　日本のJazz/Fusionバンドの久々（かな）の新作。一聴した感じでは聴きやすく気持ちの良い音なのですが、よく聴くと実によく作り込まれているなあという印象です。それぞれのメンバーの演奏が実によい味を出していて、かつ全体が見事に調和している。メロディも実に美しいです。ゆったりと聴ける上質の音楽というところかと。
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